久々の更新になりますね。
どうもブログというのは苦手で・・・長続きしませんなあ。
さて。
Twitterである自転車屋さんの広告に対し「懐かしい」というコメントをいただいた。確かに昔の自転車雑誌には味のある広告が多く見られ、大概の場合、雑に記された地図が添えられていて訪問する際に難儀することが多かったわけです。
まあ、今のようにGPSやらナビなんてものはなかったですから。
そんなわけでパラパラとページをめくっていると、やっぱり懐かしいショップの名前が見られて「あの店ってどうなってるんだ?」と、なんとなく気になったわけです。
ということで、訪問したことのある店の幾つかがどうなっているのか調べてみました。
レニアーノ+メルシェのフレームを購入した
シミズサイクル (東京都港区芝大門)
高校生の頃から足を運んでは「チネリ」「ジャンニ・モッタ」などを眺め「すいぶんとマセた子だね」と言われたものです。
今でも営業はしているらしい?のですが、スポーツ車の取り扱いは終了したとの情報。
バイトで貯めたお金を握りしめ、フレームを買いに行ったあの頃が懐かしくてたまりません。
グランスポーツのフルセット、しかもカンパのロッド式FDが装着されたレニアーノグリーンのその車体は、いまでも実家の自室に鎮座しています。
取りにいかないとな。
よく走るフレームだった
サイクルスポーツ・ヤナギサワ (東京都北区西ヶ原)
無念。
2010年頃までは営業していたようですが、13年にはすでに閉店。
当時は「ビルダーが誰」なんて気にもせず、ひたすらに走るフレームを求めていたっけ。丹下No.1を使用したフレームはラグカットが美しく、本当によく進むフレームだったな。
肝心な現物ですが、もう20年ほど前に友人の手に渡っています。
今思えばもったいないことをしたな(笑
山サイの情報収集
サイクルショップ・ヒラガ (東京都葛飾区高砂)
ああ・・・。
2015年の4月までは営業していたみたいですが、夏までには閉店した様子。
山サイ研のS氏がここのサイクリングクラブにも所属しており、山やツーリングに関する情報量は都内でも随一だった。
ただし、あまり物を買った記憶がない(笑
実家が隣県の船橋だったこともあり、京成線に乗ってはフラっと立ち寄った感じかな。
番外編~三光舎のプロキオンを2個購入したのはここか?
中沢自転車店 (長野県長野市篠ノ井)
ツーリングの途中、ただならぬ雰囲気を感じてフラっと立ち寄ったのは・・・ここかな?
店内を見回すと、それは突然目に入ってきた。
あまりにも無防備に転がってたそれは、当時ですら入手が難しかった三光舎のプロキオン。
しかも2個!
ここで散財してしまったため、ツーリングの日程を3日早く切り上げて帰ったのは、今でもいい思い出だ。
パッと見ればすでに閉業しているようだが、よく見るとタンデム車が置いてあるではないか。
ん??
価格、150万。
とまあ、こんな感じでしょうか。
時代の流れというのは残酷で、少し調べただけでもほとんどの店が閉業したようで、名物おやじがおるような昔ながらの店は壊滅状態なんですね。
それでも、元気に店を続けているところもあるようなので、このシリーズ、何回かに分けてやってみようかな。
ではでは。