新たに作成した「現代風パスハンター」を組むにあたり、MicroShift製の「Advent X」を使用することにしたのだが、余りに使用例やレビューが少なく、実用に耐えうるものか半信半疑の状態で購入することになった。
実際に導入してしまえば何てことなく、普通に使用できるのだが「人柱的」な意味合いから、簡単なレビューをしてみたいと思う。
現物の購入は例のごとく海外通販。
購入先はChain Reactionだ。
購入した物品は下記の通り。
MicroShift RD-M6205 : 7,664円
MicroShift M9505 : 2,554円
MicroShift G104 : 6,387円
合計金額は16,605円。
オーダーから1週間ちょうどで我が家に到着した。
※課税対象となる微妙な金額だったが、そのままスルーされたらしく請求はされなかった。
箱はとても簡素。
スプロケットはシマノのハブ「FH-T3000」と組み合わせ。
組み付けに関しては特筆することもないので省略するが、使用感に関しては少し感想を述べてみたい。
シフトのクリック感がやや鈍重で、シマノのようなカチッとした感覚に慣れていると微妙に感じてしまう。また、リアメカの調整が割とシビアで少々戸惑った。
シフト感と相まって「動きが鈍いなー」と思っていたが、推奨値よりもチェーンを一コマ長くするとキビキビ動くようになった。
こんな具合だ。
先日、隣町の林道を30kmほど走ってきたが、性能自体は良くもなく悪くもなく至って凡庸。
「これが凄い!」とか「ここがダメ」とか、そういったものも特には感じない。
むむむ。
面白くないかも(笑
まあ、使っている人がほとんどいないので、一瞬だけは話のネタに出来るかと思われる。
ただ、誤解しないで欲しい。
ホント、普通に使えます。
なお、購入に際して注意点が2つ。
シフトレバーとスプロケットはグレードの違う2種類の製品がある。
シフトレバーは指が当たる部分にシリコンの滑り止めが埋め込まれている「M9605」と、今回購入した滑り止めのない「M9505」が存在。
同じくフリーはオールスチール製の「H104」と、今回購入したアルミとのハイブリッド「G104」がある。
シフターは価格も大きな違いはなく、性能などに影響はないがスプロケットは価格・重量共に差異が大きいので注意したい。
また、言わずもがな、このセットは他の製品との互換性がないと思われる。
実験的に8000系のXTでシフトを試したところ、ワイヤーの引きしろが異なることが判明。このことから、デュアルコントロールレバーも他社の物では正常に作動しないと思われるので、その点は十分に留意してから購入に踏み切って欲しい。
目次
コメント